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片手にラウールを抱っこして、蓮の手を繋ぎながらリビングに入っていく。
大「りょーちゃん、おはよ〜」
亮平はすでに身支度を整えていた。
今は大学がオンライン授業だから自宅にいる事が多いのに、珍しくネクタイまで締めている。
堅めの服装だけど、サックスシャツとグレーのチェックパンツがさり気なくお洒落だ。
長身でスタイル抜群の亮平にめちゃくちゃ似合っていて、思わず見惚れてしまう。
やっぱり俺の嫁は世界一........いや、宇宙一可愛いなぁ。
亮「おはよう、大介。俺、今日は朝から学校で会議があって、早めに出ないといけないんだ。悪いけど先にご飯済ませてもらえる？」
大「ほいほい、りょうかーい。じゃあ、ラウは俺が保育園まで連れてこうか？」
亮「いやいや、何言ってんの。お前、自分がアイドルって自覚ある？」
大「にゃはは！だ〜いじょうぶだって！キャップ被ってマスクしとけば、多分バレないっしょ！」
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作者名：anzu | 作成日時：2020年12月17日 16時
