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ラウールの保育園の送迎や蓮の学童へのお迎えもいつも任せきりだし、たまには俺だって協力しなきゃね！
と、思ったんだけどーー。
亮平の顔が急に険しくなった。
亮「あのね、大介。もしお前が��Black Goldの佐久間大介�瓩世辰道�がバレたら、保育園が大パニックになるんだよ。分かってる？」
いつもより数段声のトーンが低い。
これは確実に怒っている時のサインだ。
俺はヘビに睨まれたカエルのように、ビクリと肩を震わせた。
大「は...........はい」
亮「しかも結婚してるのだって秘密にしてるのに、子持ちなんて事が世間に知られたら、アイドル生命終わりだよ」
大「う、うん.........。ごめんね、亮ちゃん」
亮平の言うことは全部正しい。
何一つ反論出来なくて、俯いてしまった。
少しでも家族の役に立ちたかったんだけど、ちょっと無責任過ぎたみたい。
しょんぼりと肩を落とすと、蓮が繋いでいた俺の手を、ギュッと握り締めてきた。
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作者名：anzu | 作成日時：2020年12月17日 16時
