Re；互いが推しの推しだった件について【緑】

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「「お疲れ様でーす」」



佐久間くんが来るってわかっているので入りは少し早めに。流石にね。
何を話すかとかを打ち合わせしていると、梨沙ちから爆弾を放り投げられた。



マ「あ、阿部さんもゲストとして来るから」


「え」



ん？？？聞き間違いか？
阿部さん？？？それってまさか……

梨沙ちの言葉を処理できず宇宙猫状態になっていると、廊下の方から気配がして、扉が開かれた。



？「「お疲れ様でーす！」」



声を聴いて素早く立ち上がり振り返ると、朝ぶりの佐久間くんと我らが最推し阿部ちゃんの姿があった。まっっって、今日も安定にビジュが大優勝。可愛すぎる。

どうしよう、これ上手く喋れない気がしてきた。



神春「「お疲れ様です」」


佐「天音ちゃんAちゃん朝ぶり〜！」


春「はは、ラジオの時は私達のこと名字呼び固定で」(苦笑)


佐「ガード高い…解釈一致…」


「あははは…」(苦笑)
「あ、初めてまして阿部さん。神志名Aと申します」


阿「存じております。初めまして、SnowManの阿部亮平です」



認知…！？
あ、いや佐久間くんが布教してくれてた可能性高いな。
多分ミラージュを、じゃなくて紗良ちゃんとその声優ってかんじで。



阿「今日佐久間がめっちゃ自慢してきて、無理言って来ちゃいました」(笑)



そう言って笑う阿部ちゃんぎゃんかわ！！！(定期)

……ん？無理言って来ちゃった？どゆこと？
自惚れてもいいなら羨ましかったって副音声聞こえるけど、え？？？



春「まだまだ未熟な私らのラジオに来てくださり、ありがとうございます」


「至らぬ点も多々あると思われますが、今日はよろしくお願いします！」



さーて、今日話す内容練り直さなきゃな。
阿部ちゃん来てるなら会話のフリが均等になるようにしないと。どんな話題ならいけるかな。

お互いの挨拶も終わり、ラジオの台本を見ながら色々考えていると、向かいの席に誰かが座った気配がした。天音は隣にいるし、誰か気になって顔を上げてみると微笑んでこっちを見てる阿部ちゃん。
ナチュラルに萌え袖だし、目が合うと「ん？」ってかんじで見てくるの何！？特大ファンサ過ぎて変な声出るかと思った！！！



「…どうされました？」


阿「すみません。邪魔しちゃいました？」


「い、いえ。どうかされました？」


阿「いえいえ。ただ、台本によく書き込んでらっしゃるなって」


「いつになっても緊張してて、話が飛ばないようにメモを」



今日は特にね！！！

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