・ー緑sideー ページ26
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「いつになっても緊張してて、話が飛ばないようにメモを」
そう言って申し訳なさそうに台本に向き直るAちゃんを見ながら、俺は今ここに居るあらましを思い出していた。
佐「お疲れ〜！」
元気よく楽屋に入ってきた佐久間は予想通り、ミラージュのファン(過激派)に囲まれた。
そのことに焦ることなく、なんなら機嫌はいいし余裕そうな佐久間を不思議に思い、俺は思わず声をかけた。今思えば、あの時言い出さなきゃよかったなんて思いつつ、声をかけたからこそラジオに出させてもらえると言っても過言ではない。
阿「佐久間機嫌よさそうだね。ラヴィットのこと以外でなんかいいことあった？」
佐「よくぞ聞いてくれた阿部ちゃん！俺、ミラージュの二人と写真撮ってもらえた！」
「「「え」」」
佐「それに、ミラージュのオールナイトニッポンに出させてもらえることになりました〜！」
「「「えぇ〜〜！？！？」」」
流石にそれを聞いたときは俺も声を上げざるを得なかったし、なんなら舘さんも声出してたからね。その位の衝撃だった。
まぁ、そこでうるさくなるのが翔太やラウール、あとめめも。
ラ「佐久間くんだけズルい！俺も天音ちゃんに会いたい！」
渡「そうだそうだ！俺だってミラージュ、Aちゃんに会ってみたいのに！」
目「俺も行きたい…」
佐「はっはっはー！何とでも言うがいい！今の俺は無敵だぞ〜？」(笑)
お「御三方別の仕事入ってるので行けませんよ」
渡目ラ「「「うっ…」」」
おつるの一声に3人とも撃沈し、せめてもの抵抗で佐久間に文句言い続けてる(笑)
そこで俺はスケジュールが開いていることに気づき、皆が騒いでるうちにおつるに聞いてみたところ先方に交渉してきてくれて、快諾を得られた。俺は嬉しくて騒いでる佐久間たちの方へ足を進め、笑って言ってやった。
阿「佐久間、俺も一緒に行くことになったから、よろしくね？」(笑)
佐「え」
目「阿部ちゃん…」
ラ「俺らが行けないからって…」
そこから皆のヘイトを買ったけど、会えるという事実のおかげで痛くも痒くもなかった。
そして収録を終え、今に至る…
「…流石に、そんなに見られると恥ずかしいのでお話でもします？」
阿「あ、すみません」
「いえ、もうだいたい終わってたので。」
阿「それじゃあ、お言葉に甘えて。」
流石にジロジロ見すぎたみたい。申し訳ないな。
ラジオ中に変なこと言わないように気をつけよ。
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TOA_KUN37(プロフ) - ゆづさん» ご指定ありがとうございます！修正致しましたので、今後ともよろしくお願いします (3月30日 13時) (
レス) id: bef50648a3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ(プロフ) - はじめまして。楽しく拝見させていただいているのですが、言葉の誤用が気になってしまうのでお知らせいたしますね。まれにみない→まれに見る、的を得る→的を射る、です。これからも素敵な作品期待しています。 (3月30日 10時) (レス) id: 054daa6dee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斗亜 | 作成日時：2024年3月8日 23時
