Re；互いが推しの推しだった件について【緑】

OFFードラマー ページ38

・※松村北斗さん、映画とドラマあるせいでこの世界線では多忙極めてます。故に捏造です。



マ「A、ドラマの主演決まったよ」


「！！！」

「え、まじ？」


マ「うん。動物と話せる探偵役ね。これ台本」



今までも名前のある役を演じさせてもらうことはあったけど、主演…！！！
ライブまで残り一か月後というところでハードスケジュールが更にハードになることは目に見えてるけど、嬉しいものは嬉しい。

梨沙ちから受け取った台本を見てみると、なかなか面白い話。



マ「助手役、松村北斗さんだから」


「おー…始めましてではないから大丈夫、か」


マ「あ、そっか」



そう、SixTONESの松村北斗さんは天音と従兄妹(いとこ)だったかはとこだったか忘れたけどそんな関係で、何度か会ったことはある。
まぁそこで一番謎いのは親戚の集まりに私がいるってことなんだけど←



マ「で、ミラージュで主題歌を任せてもらえたんだけど、やれる？外注する？」


「…やらないって選択肢ある？」


マ「あんたならそうでしょうね」



私なら常人が台本覚える時間より短い時間で覚えられるから、残りを作曲にあてればいい。
梨沙ちがドラマの告知が他の人と同じぐらいにしてるってことは、いつも知らせてくれる時までには曲ができといた方がいいってことだろうし、ちょっと頑張るか。



「でも今回はライブ前だし、天音に作詞任せちゃっていい？」


マ「それは自分で連絡しなさいよ」


「同じ家なのに忙しすぎて会えないの。どうせ明日から天音につくんだから、ね？」


マ「わかった。その分クオリティ下げんじゃないよ？」


「任せろ！！！」



ドラマの主演が頂けるってことはそれだけミラージュが日の目を浴びてきているってこと。そこで頑張らないって手はないし、明日から海外でモデルの仕事がある天音の為にも私が国内で頑張らないと。



マ「あ、阿部さんたちの席の件、このドラマの人達誘う前提で席取ったから」


「えぇ…」


マ「そろそろ人見知りどうにかしなさい。私は手伝わないからね」


「う〜〜…頑張る、かぁ…？」


マ「頑張るって言い切れ」


「うっす」



梨沙ち怒ると怖いからちゃんと勇気を出して声かけないとな〜…


その後も会話をしながら原作をキッチリ読み切った私は予定通り仕事を終わらせ、家に籠って作曲を始めた。明日までに終わらせられれば天音が海外いるうちにやってもらえるし、明日はオフだから徹夜して完成させよ。

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