La reine des Neiges…[３] (ページ3)

今日:200 hit、昨日:278 hit、合計:64,489 hit

98 ページ3

『はぁ…名前はね…』

深「『奏斗(かなと)』」

『え？』

深「やっぱりか…」

渡「何？やっぱりってなんだよ！それに何でふっかがAの兄貴の名前知ってるわけ？」

深「昔聞いたことがあるから」

渡「どういうこと？」

深「ねぇ、Aちゃん。俺らに話すことあるよね？」

『それは…』

深「これからメンバーとしてやっていくなら、俺らには知る権利があると思うんだけど…どういうことか説明してくれる？」

渡「は？説明ってなんだよ！」

『わかった…滝沢くんに、ちょっと時間もらえるか聞いてくる』

Aは滝沢くんのところへ行き少し話すと、すぐにこちらに戻ってきた

『ふっかさん…他のメンバーも呼んで、隣の楽屋に来てくれる？そこで話すから…』

深「わかった」

そう言うとAは稽古場を出て行き、ふっかは言われたようにメンバーを呼ぶと隣の楽屋に向かった

－楽屋B

楽屋に入ると、俺らはAと向き合う形でそれぞれ座った

渡「なぁ、さっきの何？分かるように説明してほしい」

『ごめん。今から順番に説明していくね』

渡「わかった」

Aは緊張しているのか、深呼吸を1つすると、俺らの顔を1人1人見た後、話し始めた