検索窓
今日:229 hit、昨日:231 hit、合計:33,177 hit

1 ページ1

深澤side




スッキリした表情の阿部ちゃんとは打って変わって、



目黒は思わぬ展開に戸惑いが隠せない。





でも、戸惑いながらも



用意してた器具、



続きの薬を片付けてくれて、




目「じゃあ、しんどいのあったらお薬入れるから、

これ押して教えてね?」




阿「うん。」




心配そうな顔で声をかけて一緒に部屋をでた。




ただ、部屋を出た瞬間。




目「、、、あれで、良かったんですか?

もうちょっと俺が声かけて、

今日、もう一回、、」



焦ったように、

俺にけしかける。



、、でもね、



深「、、、ううん。いいよ、」



目「、ちょっと時間置けば、、今日の午後にでも、、」



深「いや、しなくていい。」



目「、、でも、、」



目黒も最善を探ってのことなんだろう。


みんな必死なんだ。


でも、、、いや、、


だからなのか、、




深「しばらく頑張ってきたんだから、

ちょっとくらい、、そっぽ向かせてあげよう?」



目「、、でも、もし、、再開できないのが続いちゃったら、、」




深「、、大丈夫。阿部ちゃんは絶対に分かってる。

いろんなこと考えてる。

ホントに賢い子だから。

、、、大丈夫。信じよう。

ちょっと休めば前を向けるはず。」



その保証がどこにあるかは分からない。



だけど、今まで診てきたから、その直感。




目「、、分かりました。信じて待ちます。

特別、サポートとかあったら言ってください。」




深「うん。ありがとう。

一緒に支えよう。」




目「はい。」




明日どうなるか、


明後日どうなるかは分からない。



だけど、今は信じるしかない。

2→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (55 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
558人がお気に入り
設定タグ:snowman , 病院 , 病系
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みう - 治療拒否のブラック阿部ちゃんに対し、先生たちがあえて距離を置き少し突き放したタイミングで阿部ちゃんが急変しちゃうお話をお願いします。 (5月3日 20時) (レス) id: c79ef550b7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:(名前) | 作成日時:2024年3月29日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。